魔術革命前夜譚【無月彩葉】
舞台は魔力を持つ貴族たちが権力を振るう「フルール王国」
平民たちは長い間我慢を強いられてきたが、持つ者に魔力を与える魔法石の発見により状況は激変。
やがて、平民たちが立ち上げた「革命軍」による魔術革命が幕を開けることとなる。
「革命軍」「貴族軍」そして中立を貫く「平和商会」に属する人々の、魔力と善悪を巡る革命ファンタジー。
フランス革命時のフランスをモチーフにして魔術要素を加えた今作では、章ごとに異なる視点で善悪を描いていきます。
群像劇が好きな方にもおすすめです。
【あらすじ】
魔力を持った貴族たちが権力を振るうフルール王国。
持つものに魔力を与える魔法石の発見により平民たちは「革命軍」を立ち上げ貴族への反逆の時を狙っている。
そんな中その戦いには一切加わらないとする中立の存在があった。
それが「平和商会」である。
平和商会に所属する雑具屋の店員クォーツは、日に日に勢いを増す革命軍と貴族軍の争いに不安を覚え、友達も加っている革命軍が気に掛かるも、店主であり平和商会会長のスフェーンは絶対に中立の立場を守ると主張する。
そこにはある理由が関係していた。
同じ頃、貴族軍の副隊長を務める青年ペリドットも、同じ国民が戦うべきなのかを悩み始める。
そんな中、ついに革命軍が動き出し……?
作者:無月彩葉
イラスト:夏樹由良
サイズ:A6
ページ数:154P
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